<ポット方式とマット方式の違いについて考察する> 育苗→田植方式においてポット方式とマット方式がその主なものでポット方式の方が有機栽培に向いているとされてい るがどういった点に差異があるか表にして考察する |
ポット方式 | マット方式 | |
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1.種籾標準播種量 | 35〜40g | 150g |
2.育苗箱培土量/箱 | 2kg | 5kg |
3.育苗可能葉齢数 | 5葉 | 3葉 |
4.10a当標準必要箱数 | 30枚 | 20枚 |
5.田植後活着開始日数 | 1日 | 5〜7日 |
1.種籾標準播種量(3.育苗可能葉齢数) 育苗可能葉齢は育苗箱への播種量によって決まる(下表参照) ただしポット育苗に関しては箱外への根降ろし育苗が可能なため育苗箱内での分けつが可能で分けつ株も 数えれば10葉以上の育苗も可能だ。 |
播種量 | 生育可能葉齢 |
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150g | 3.0葉 |
120g | 3.5葉 |
80g | 4.0葉 |
40g | 5.0葉 |
2.育苗箱培土量/箱 育苗箱に必要な土量は断然ポットが軽い 運ぶのも楽であるし経費も安上がりだ・・・ただポット方式は枚数が必要だろっていうが それについては後述する。 |
4.10a当標準必要箱数 必要箱数はマットの方が断然少なくて済むわけだがこれは実は稚苗〜中苗を使用した場合に限られる マット苗箱で成苗を育てると空地だらけの苗箱になるため機械移植すると圃場は欠株だらけになってしまう それを補植したりすると結局ポット方式より必要枚数は多くなる(会員のマット方式経験者による発言より引用)。 |
5.田植後活着開始日数 根を切らず移植するのでポット方式の活着が断然早い 活着が早いと言うことは強い苗なので多種多様な有機栽培を行うことが可能となる。 |
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